◇はじめに

ープロジェクトについて

価値主義市場は、プロジェクトが応援チケットを発行することで、新しいお金の流れを創るという試みです。また、従来型の一時的な支援とは違い、より継続的な支援を可能にします。

本プロジェクトの発起人である竹内です。私のこれまでについては、こちら「CEOという肩書きを捨てるまで」の記事を参照頂くと幸いです。
今回、私が描きたいのは「価値とお金が繋がった社会」です。本プロジェクトの意図については、こちら「多軸社会」も参照頂くと幸いです。

現在の社会・株式市場においては、「お金になるビジネス」「儲かるプロジェクト」に多くの資金が集まる傾向にあります。一方、この価値主義市場が描くのは、社会や個人が「応援したい」と思うプロジェクトにお金が流れるという、優しい経済の形です。

◇解決したい課題

ー価値とお金が繋がりにくい社会

皆さんの周りに「お金」になりにくいけど「価値」あるものってありませんか?
社会貢献活動などはその代表例としてイメージしやすいかもしれません。他にも、文化的活動、地域活性化、NPO、NGOなど例を挙げるときりがありません。また、あなたが個人的に応援している活動や好きなサービスがあるかもしれません。

しかし、これらが「社会にとって価値のある活動」「ユーザーにとって良いサービス」だからと言ってお金になるとは限りません。

もう少し身近な具体例で考えてみたいと思います。
例えば
1、多くのユーザーに良質な情報を届けることを目的に広告なしで運営されているwebメディア
2、広告収入を目的にpv数を稼ぐ為だけに運営されているwebメディア

おそらく多くのユーザーが高い「価値」を感じるのは①ですが、多くのお金が入るのは②だったりします。
このような「価値」と「お金」のミスマッチは社会の至るところで起きています。その結果、個人や社会にとって本当に「価値」あるものが残りにくくなっていると言えます。

◇実現したい社会

ー価値そのものが評価される「お金と価値が繋がった」社会

現代社会では、お金が手段としてではなく目的として過剰に機能している場面が多いように感じています。

お金とは別に価値そのものが評価され、価値あるものにより継続的にお金が流れていく。そうした流れを作る事で、活動の意義やサービスの質など本質的な部分に目がいきやすくなると考えます。結果として、私たちにとってより良い社会を創っていけるはずです。

 

◇現状の問題点

「価値そのものが評価される社会」「お金と価値が繋がった社会」を実現するにあたって「価値とお金が繋がりにくい社会」になっている原因や現状の問題点を2つ挙げます。

ー1、お金としての出口がないこと

一つ目は、お金としての出口がない事です。これは、社会的意義の高いプロジェクトに比較的多く当てはまるパターンです。

例えば、
貴子さんは、幼くして両親を亡くしました。大人になった貴子さんは、自分と同じ境遇の子ども達の力になりたいとの想いから「両親がいない子どもを支援するプロジェクト」を始めました。しかし、利益を生み出すことを前提とするビジネスと違い、プロジェクトから直接的にお金を得られる訳ではありません。

このように性質上「お金としての出口」を持たないプロジェクトでは、資金調達手段が限定される為に実現や継続が困難な現状があります。投資といった概念もないため規模を拡大させるのも難しいと言えます。

ー2、継続性の無さ

二つ目は、継続性の無さです。クラウドファンディング など資金調達手段の多様化により「0→1」の部分でお金を集めるハードルは低くなりました。しかし、「1→10」の部分における資金調達手段は限られています。寄付金・支援金で一時的に資金を募ることができても、その後も継続的に支援が得られる仕組は少ない現状があります。

例えば、
私は学生時代にゼミ活動の一環として限界集落の地域活性化活動に携わってきました。地域活性化というのは、短期間で成果が出るものではありません。長い期間継続する事で成果が表れるものだと感じています。このような、長期的に取り組む事で成果が出る活動においては、より継続的な支援が必要不可欠です。

社会全体を見ても「こんな事やります」「この為の資金が必要です」と何かを始める際に、お金を集める手段や支援体制は以前に比べ充実していると思います。その一方、「価値を育む過程」「その後の活動部分」における継続的な支援体制やお金を得られる仕組みは、十分とは言えません。

◇解決策

ー価値主義市場

価値主義市場(props)は、プロジェクトが応援チケット(※1)を発行することで、プロジェクトの支援者と資金を募ることができる場所です。応援チケットには特典を付けることも可能です。発行された応援チケットは、支援者の間で売買することができ。チケットの価格は需要と供給によって変動します。

※1、応援チケットの価格と発行枚数はプロジェクトが自由に設定することができます

また、応援チケットが支援者の間で売買される度に、売買手数料の一部が応援チケットを発行したプロジェクトに入ること。オンラインルームでの支援者とのコミュニケーションや価値主義文化(※2)といった、より継続的にプロジェクトを支援するための仕組みを創ります。

※2、価値主義文化については、◇特徴の項目にて説明させて頂きます

プロジェクト自体(価値そのもの)が評価の対象となり、お金が流れる事で「価値とお金が繋がった社会」を実現します。また、独自の仕組みにより継続的に価値を育むことを可能にします。

ー価値の定義

ここまで「価値」という言葉を多く使用してきましたが、価値主義市場における「価値」の定義(=応援チケットを購入する際の判断基準)を明確にしておきたいと思います。

価値主義市場における価値の定義はプロジェクトを「応援したいかどうか」という一点です。この基準にした理由は、大きく2つです。

○1、絶対的な価値は存在しないこと

まず、「価値あるもの」というのは、人・社会・文化・時代背景によって大きく異なります。従って、価値を一概に数値化することは困難を極めます。その点、「応援する」という気持ちに委ねる事により、その時代・社会・個人が「価値を感じるもの」にお金を集めることができます。ですので、時代や社会の変化に対応することが可能です。

○2、誰でも参加できること

特別難しい知識はなくても、「応援する」という気持ちは誰でも持っています。シンプルな基準なので、より多くの人が支援者として価値主義市場に参加できます。

props紹介ムービーです

ー具体例

例えば、ある地域を盛り上げるための活動(プロジェクト)が応援チケットを発行した場合。

○イメージ画面(カフェの場合)

※あくまでイメージ画面であり、画面上のカフェや団体は実在しません。

◇価値主義市場の特徴

ープロジェクト単位

価値主義市場では、組織や団体に限らずプロジェクト単位での応援チケット発行が可能です。その為、より細かな資金調達への対応や、より正確に価値を評価することができます。

基本的に、応援チケットを発行するプロジェクトの分野や属性は一切問いません。ですので、営利や非営利といった区別も一切ありません。そこには、プロジェクト自体を「応援したいか」どうかという基準があるのみです。

また、今後働き方が変化していく中で、プロジェクト単位での資金調達の必要性は一層高まると考えています。

ー高い継続性

発行した応援チケットが売買される度に、継続的にチケットの発行者に売買手数料の一部が入ります。

また、応援チケットにはオンラインルームへの入室権を付けることができます。オンラインルームでは、支援者とプロジェクト実行者がコミュニケーションをとったり、支援者向けに情報配信・活動報告などが出来ます。そのため、支援者とより継続的で良好な関係を築くこともできます。

ー価値主義文化

価値主義文化とは、簡単に言うと「多く与えた人が高い評価を受ける」文化です。

例えば、
1000円を持っている人より、1000円を支援した人の方が価値主義市場の中では、より高い評価を受けることになります。

「与える事=クール」という文化を創る事で、応援チケットの流動性を高めたり、より多くの投げ銭支援にも繋がると考えています。

○イメージ例

※例えば、支援した額に応じて、画面が変化したり、ランキングが上がったりします
※応援チケット売買価格の10%・投げ銭の100%が価値資産に計上

また、将来的には与えた額の大きさに応じて
現実世界でサービスが割引、無料で受けれるなど、現実世界との連携を図り、与えた額(=価値資産)が一つの信用として機能することを目指します。

◇文化に残すために

価値主義市場はサービスとしてではなく、文化として存在します。価値主義市場の在り方は3つです。

ーオープン

価値主義市場には、内側(サービス運営)と外側(サービス消費者)という壁がありません。運営状況・情報・進行などの全てがオープンな状態です。具体的にはコミュニティ(Facebookグループ)をメインに活用していきます。(個人情報やセキュリティに関する重要な情報を除く)

ー参加型

価値主義市場の創出には、誰でも参加することが可能です。(コミュニティには基本的に誰でも無料で参加できます)プロジェクトの進行はコミュニティの意見を反映しながら進んで行きます。上場するプロジェクトもユーザー投票で決まるなど、全員が市場の創造者と言えます。

ー未完成

価値主義市場は常により良い形を目指し変化していきます。応援チケットを発行しているプロジェクト・支援者・コミュニティの参加者などの意見をもとに常にアップデートされます。

◇上場について

ー上場基準は透明化

価値主義市場については、将来的に3部までの構成を考えています。

上場の基準は、ユーザー投票で決まるなど、プロセスの透明化に徹します。
※市場オープン時の一部プロジェクトに関しては、例外的に運営で決定させて頂きます。
※市場オープン時に上場するプロジェクトに関しては、◇今後のステップを参照

◇運営モデル

継続的に市場の規模を拡大していく上での運営モデルとして、主に手数料からの収益で充当していきます。


※手数料は(新規発行チケット10%・売買手数料1%・投げ銭5%を考えています)

◇今後のステップ

下の表は現時点におけるスケジュールです。プロジェクトの進行状況によりスケジュールは変更されることがあります。
※最新の情報は→こちらより

ー市場オープンまで

※1

価値主義市場OPEN時に上場できる(=応援チケットを発行できる)プロジェクトは、10〜20を予定しています。内訳は、募集枠(5〜10)・推薦枠(5〜10)となっています。募集枠のプロジェクトに関しては、応募頂いたプロジェクトの中からユーザー投票により決定します。

※2

プロジェクトの応募が100件以上の場合は、投票へ進めるプロジェクト100件を抽選にて選出させて頂く予定です。(抽選をする場合は、透明性を担保するために抽選の様子はライブ配信させて頂きます)しかし、抽選に関しては現時点における案です。応募頂いたプロジェクトやコミュニティの意見を参考に別の方法となる可能性もあります。

ー※3応援チケットの先行販売について(テーマはプロセスの共有)

価値主義市場が文化としてスタートを切る上で、市場OPENまでのプロセスを共有することが不可欠だと考えています。価値主義市場OPENに必要な運営資金・開発資金に関しては、応援チケットを先行販売することで集めます。(価値主義市場にはpropsも一つのプロジェクトとして上場予定です。)

購入した応援チケットは、市場オープンと同時に売買可能となります。「応援チケット販売ページ

ー市場オープン以降

※4

価値主義市場はwebでのOPENを予定しています。機能に関しても、必要な機能に絞って実験的にスタートする予定です。その後、アプリへの対応や機能の追加などを順次行っていく予定です。

※5

◇上場についてを参照頂けますと幸いです

※6

海外展開については、運営・進行状況などによります。

※7

プロジェクト数やチケット流通総額の数字に関しては、運営計画書をもとに計算しております。(クラウドファンディング等のデータを参考に計算)そのため、予想から大きくずれる可能性もあります。

◇将来のビジョン

ー社会的・経済的インフラとしての地位を確立

将来的には、社会的・経済的なインフラとなるような規模を目指していきます。

ー新たな経済圏

与えた額の大きさ(価値資産)が現実世界でも一つの信用として機能することを目指します。価値資産の大きさによって、物理的にも色んなメリットを受けられるようにします。(もしくは、価値資産が通貨のように利用できること)

現在の社会では、お金の保有量が信用として機能しています。それとは別に、新しい評価軸を作ることで、社会を補完するものになると考えています。

また、価値主義市場では将来的に円だけでなくpro(仮)独自の単位を使用することも考えています。将来的には、proでも支払いや決済ができる社会を目指します。(こちらに関しては、状況や意見を見ながら慎重に進めていきます)

 

ー価値主義市場がもたらす変化

価値主義市場がもたらす社会の変化は大きく4つあります。

1、利益主体からユーザー主体へ

2、今まで評価されてなかったものが評価される

3、新しい事にトライしやすくなる

4、目的に目がいきやすくなる

◇最後に

ー自分に正直に生きられる世界へ

本プロジェクトの原案を考えたのは、23歳の春でした。その経緯には、自分の境遇・価値観・社会に対する問題意識など様々な要因が関与していますが、最も軸にあるのは、「自分に正直に生きられる世界」を創りたいという想いだと思います。

自分に正直に生きられる世界とは、簡単に言うと「自分らしくやりたい事ができる世界」と言うことが出来ます。しかし、当然ながら自分のやりたい事に時間を割けている人ばかりではありません。そして、その原因の一つはお金だと考えています。

何かに取り組む上でお金の問題は避けては通れません。それは、起業という選択をした私自身も同様でした。「やりたい事をやろう」「現状に縛られるな」と言うよりも、私は仕組みとして解決していきたいと考えています。

価値主義市場は、新しいお金の流れを創る事で、今までお金が流れなかった場所にも、より継続的にお金を届けることができます。支援者は、一時的で顔の見えない募金とは違った、新しい応援体験ができます。そして、この価値主義市場が当たり前となる事で、多くの人の想いを育み・より自分に正直に生きられる世界へ近づける事ができると確信しています。

次の常識を創るのは私じゃなく、私たちです。一緒に「新しいお金の流れと文化」を創っていきましょう。

◇お問い合わせ

竹内祐太。
株式会社YourTopia代表/プロジェクトアーティスト。1993年生まれ、福岡県出身。
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読んで頂きありがとうございました。ご質問・ご意見など何でもお答えさせて頂きますので、お問い合わせページや私のSNSからお気軽にご連絡下さい。プロジェクトに「いいね!」と思った方がいましたら、応援して頂けますと幸いです!

ーコミュニティ参加

参加を希望される方は、下の「参加ページ」へとお進み下さい。
(参加すると応援チケットが貰えます)

ーメンバー&パートナー企業募集

価値主義市場『props』のオープン・運営に向けて、チームを募集中です。ご興味のある方は気軽にご連絡下さい。

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(募集期間は〜11月30日までとさせて頂きます)